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登場キャラ一覧
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主要人物

コナン(英:Conan)

声 - 小原乃梨子
のこされ島で誕生した、自然を愛する12歳の快男児。脚力・腕力・肺活量・反射速度・瞬発力・動体視力など、どれをとっても大人以上の人並み外れた驚異的な身体能力と、命の危険を目前にした状況でも冷静さを失わない不屈の根性を持つ。強い意志と決断力も備えているが、その心根は優しく、自分を殺めようとしたモンスリーやレプカをも命懸けで救おうとした。
両親はすでに亡くなっている(※母親は第2話の回想シーンに登場する)。生まれてからずっとのこされ島で暮らしており、おじい以外の人間を見たことがなかったが、ラナとの出会いによって大きく運命が変わる。のこされ島時代から漁に使っていた銛を自在に操る。

ラナ(英:Lana)

声 - 信沢三恵子
12歳になる、ラオ博士の孫娘。テレパシー能力を持ち、アジサシのテキィと心を通わせたり、ラオ博士と意思疎通を図ることができる。そのためにレプカから目を付けられており、功を焦ったダイスによってそれまで住んでいたハイハーバーから拉致される。バラクーダ号から逃亡を図り、漂着した先ののこされ島でコナンと出会う。後日談的な映像でもあるオープニングを見る限りでは最後はコナンの事実上の許婚となって一緒に生活していることがわかる。原作での名前は「ラナ(英:Lanna)」。

ジムシィ(表記揺れ:ジムシー[注 4]、英:Jimsy)

声 - 青木和代
コナンがのこされ島を出て最初に漂着した島(プラスチップ島)で出会った10歳の少年。首にコナンの乗ってきた筏の帆をまとっている。コナンと互角に渡り合う運動能力の持ち主で、大の食いしん坊で狩りの名人。最初は食料を盗み食いされたことに怒ってコナンと衝突したが、実力を認め合いすぐに意気投合する。コナンと同様、女性を見たことがなかったため、「泣き虫で、意気地なしで、大食い」という偏見をもっていたが、ラナと会ってからは考えを改め、ハイハーバーではテラと心を通わせるようになる。コナンほどの熱血漢ではなく、やや打算的で気分屋のところもあるが、友情に厚く常にコナンと行動をともにする。好物はカエルの干物で、ハイハーバーでは養豚に関心を持つ。後半ではダイスとの名コンビぶりで活躍した。

ダイス(英:Dyce)

声 - 永井一郎
ダイス船長(英:Captain Dyce)。インダストリア貿易局員で、機帆船「バラクーダ号」の船長。普段は採取したプラスチップをインダストリアに運搬している。密航しようとしたコナンとジムシィを見とがめるが、コナンの熱意を汲んで二人をバラクーダ号で働かせる。「海の男」を自負しているだけあってインダストリア周辺の海域を正確に把握しており、船員達からも信頼されている。作業用ロボット「ロボノイド」を自在に操る。当初はラナに愛情を寄せ、そのために結果を顧みずに行動して船員達を危険に晒すこともあった。モンスリーとは犬猿の仲だったが、次第に好意を寄せ合うようになり、最終話にてモンスリーと結婚した。最終話時点での年齢は35歳。

モンスリー(英:Monsley)

声 - 吉田理保子
インダストリア行政局次長。レプカの命令により、のこされ島からラナを連行する。美人で聡明だが、気が強く無愛想な性格の持ち主。しかし、その心の奥には最終戦争での悲惨な記憶を秘めており、ラナを拐いに来た際におじいから叱責を受けると「戦争を起こしたのはあなた達大人ではないか」と言い返す場面もあった。
乗り物の操縦に長け、判断力も優れるため、レプカや部下からの信頼は厚い。コナンの強靭な意志と身体能力の高さに惚れ込み、インダストリア市民として教育しようとする。レプカの忠実な部下だったが、ハイハーバーでの敗北とコナンの信頼を経て彼に反逆した。「バカね! 」が口癖。最終話での年齢は28歳。原作での名前は「マンスキー(英:Dr. Manski)」。

ブライアック・ラオ(英:Dr. Briac Lao)

声 - 山内雅人
ラオ博士(英:Dr. Lao)。ラナの祖父で、太陽エネルギーの開発に関わった科学者チームの生き残り。60歳。太陽エネルギー活用法の実用化が超磁力兵器の開発を招いたことに負い目を感じている。フライングマシンでインダストリア脱出を図った際に撃墜され、この時の負傷によって容姿が大きく変わったことを逆手に取って別人になりすまし、パッチ(英:Patch)という偽名を使ってサルベージ船の責任者となっていた。インダストリアの許可なくコナンとラナを働かせ始めたことでテリットの不審を買い、最終的には自分のテレパシーを察知したラナに正体を気付かれることとなった。その後はハイハーバーに向かうダイスにラナ達を預け、自分はインダストリアに戻るが、レプカに拉致された揚句、拷問にかけられる。以後は気力だけで生きていたらしく、既に動くことができず、やがて失明し、耳も聞こえなくなり、ラナとのテレパシーで辛うじて意思疎通できる状態となった。最終話にてコナン達に見守られながら眠るように息を引き取り、水葬された。原作での名前は、偽名が「パッチ(英:Patch)」、通称は「先生(英:Teacher)」で、本名は「ブライアック・ロア(英:Dr. Briac Roa)」。

レプカ(英:Lepka)

声 - 家弓家正
インダストリア行政局長。37歳。インダストリアのエネルギー問題解決のため、委員会に太陽エネルギー復活を説くが、その実は独裁政治を志向するタカ派。太陽エネルギーの秘密を握るラオ博士と、ラオ博士の手掛かりとなるラナを追う。「うろたえるな! 」が口癖。他人を敵か道具としか見ない冷酷な人物で、目的のためには手段を選ばない卑劣漢でもあり、その高い知性と抜きん出た指導力を駆使してインダストリアの実権を掌握し、太陽エネルギーをもって戦略爆撃機ギガントを復活させ、世界の支配者となることに野心を燃やす。一方で、そのことに絶対的自信を抱いてるというわけでもないようであり、元の世界を取り戻すことなどできないというラナの言葉に言い返せず「言うな!!」とむきになる場面もあった。
大変動前の軍用機器の扱いに長けており、ギガントの機能や細部の操作方法まで把握しているところから見て、元々はギガントや超磁力兵器の開発や運用に携わる軍人の一族出身のようにも思われる。
一旦はフライングマシンで脱出しようとしたところをコナンに撃墜され、死亡したと思われたが、太陽エネルギー復活後に忠誠を誓う部下達と共に決起してギガントの起動に成功。しかし、コナンたちの力を見くびってすぐに大気圏外へ出ず、ハイハーバーを目指したため、その隙を突かれて内部に突入される。エンジンルームに侵入したコナン達にギガントの中枢を破壊され、飛行も不可能な状態に追い詰められると、部下の大半を見捨てて交通艇で逃亡をはかったものの、交通艇切り離し直後に艇内に飛び込んできたコナンに妨害される。最後は助けようとしたコナンの手を放してしまい、部下共々ギガントに取り残されて海に墜落した。
『天空の城ラピュタ』のムスカとは服装や性格が似ており、実際に『ジブリ・ロマンアルバム 天空の城ラピュタ』など一部の資料では、レプカを彼の末裔として紹介している[注 5]。原作での名前は「レプコ(英:Lepko)」。

のこされ島

おじい(英:Grandpa)

声 - 山内雅人
コナンと暮らしていた老人。彼が「おじい」としか呼ばないため、本名は不明。かつて、最終戦争の際にコナンの両親を含む9名の仲間と地球を脱出しようとしたものの、失敗し、絶海の孤島に不時着した。以来、この島(※作中で言及されないが、『のこされ島』と名付けたと思われる)で暮らしている。暮らし始めてからコナンが誕生するも、彼の両親を含む他の仲間達は死に、物語開始時点ではコナンと二人きりで生活していた。周囲との交流が無いため、自分たち以外にも生存者がいるという事実を、ラナが漂着するまでは知らずにいた。ラナを追って乗り込んで来たモンスリー達を追い返そうとおじいはロケット弾を持ち出したが、クズゥの放った銃撃がロケット弾に当たり、暴発に巻き込まれたおじいは致命傷を負った。最期を看取ったコナンにおじいは「島を出て仲間を見つけ、助け合って生きる」よう言い遺して息を引き取った。64歳没。

インダストリア

モウ(英:Mo)

声 - 雨森雅司
インダストリア最高委員会の中心人物で、政策などの重要事項を承認する役割を果たす。委員会はレプカの行動に何かと口を挟むが、原子炉の維持・使用には委員達の承認が不可欠であるため、レプカにとっては目の上のこぶとなっている。元は大変動直後という状況下でもガンボートを動かして被災者の救難活動の陣頭指揮を取るほど指導力にあふれた人物だったが、不足しがちなエネルギーや物資の物流のコントロールに忙殺されるあまり、行政全般をレプカに丸投げしていたことが災いし、レプカにクーデターを起こされ、レプカによる完全な支配へとつながってしまった。最後はラオ博士の指示の下で太陽エネルギーを復活させ、沈みゆくインダストリアと運命を共にした。

ケイ、エイ、ジュン(英:Jun, et al.)

声 - 三田松五郎、村松康雄、千葉順二
インダストリア最高委員会の委員である学者達。普通のメガネをかけたほうがジュンで、黒メガネをかけているのがエイ。彼らを含めた委員達は、基本的に温厚な面々でラナ達にも中立的な立場をとるが、その行動力の弱さを突かれて行政局員への影響力を失ってしまい、レプカの暴政どころかクーデターすら制止できない無力な存在として描かれた。最後はラオ博士の指示の下で太陽エネルギーを復活させ、沈みゆくインダストリアと運命を共にした。

クズゥ(表記揺れ:クズウ、英:Kuzo)

声 - 水鳥鉄夫(水鳥鐵夫)
モンスリーの部下のひとり。ハイハーバーでの敗北後は、インダストリアの兵士達と共に同地で麦刈りをして暮らす。26歳。

ドゥケ(表記揺れ:ドゥーケ、英:Tokeh)

声 - 若本紀昭
モンスリーの部下のひとりで、飛行艇ファルコのパイロット。後にクズウと共にハイハーバーで麦刈りをして暮らす。24歳。

ルーケ(英:Luke)

声 - 田中秀幸
インダストリアの地下住人の中心的存在で、ラオ博士と面識がある。23歳。レプカの政策に反対したため、他の地下住人と同じように額に烙印を押され、囚人として投獄されていた。偶然牢屋にやってきたコナンの助けを借りて脱獄し、以降コナン達に協力する。三角塔の地下通路の構造を知り尽くしている。
身体能力はコナンに劣るものの、信義に厚く、危険な状況でもレジスタンスの人々を纏め上げる指導力はコナン達にとっても頼れる人物の証となった。コナンの健気さに感じ入っているらしく共にすごした時間は短いながらも好意的に接してくる。

ルーケの父

声 - 山内雅人
息子であるルーケ同様、レプカの政策に反対している。容姿と声がおじいと瓜二つであり、コナンは彼を「おじい」と呼んで懐いている。

バラクーダ号

ドンゴロス(英:Dongoroth)

声 - 神山卓三
バラクーダ号の水夫長で、30歳。コナンとジムシィの世話係となり、特にバラクーダ号に残ったジムシィとは仲が良い。最終話ではハイハーバーで奥さんと彼そっくりの1人の子供がいるのが確認できる。

パスコ(英:Bosco)

声 - 池田勝
バラクーダ号の水夫で、32歳。ドンゴロスとは親友。

グッチ(英:Gutch)

声 - 増岡弘
バラクーダ号のコックで、29歳。常に仏頂面で寡黙な性格。プラスチップ島ではジムシィの持ってくるネズミなどの食材を、タバタバ(タバコ状の嗜好品)と交換していた。
ハイハーバーでは合成品ではない天然小麦で作るパンの製法を習っていた。最終話ではドンゴロス同様、ハイハーバーで奥さんと彼そっくりの双子の子供がいるのが確認できる。

サルベージ船

テリット(英:Territ)

声 - 納谷六朗
サルベージ船の書記で、20歳。インダストリアでドジを踏み、サルベージ船へ左遷された過去を持つ。二等市民への昇格を切望しているが、それに必要な点数を与えないパッチを目の敵にしている。のちにパッチがラオだったとモンスリーに知らせるも、みすみす逃したため、二等市民の夢は潰えてしまった。パッチが去った後、クレーンに挟まれて事故死したことがルカの口から語られている。

ルカ

声 - 水鳥鉄夫
サルベージ船の作業員で、55歳。行方知れずの孫がコナン達と同じ年頃だったらしく、早くからコナン達を気にかけていた。雑用が趣味らしく、陸側で食堂も営んでいる。沈み行くインダストリアを見て涙を流していた。

ハイハーバー

オイトン

声 - 水鳥鉄夫
ハイハーバーの村長で、53歳。大変動が起こる前はコンピューター技術者だった。

ガル(英:Garu)

声 - 宮内幸平
ハイハーバーの漁撈長。47歳。船を出して息子たちと漁を行うほか、生簀(いけす)も持っている。コナンを気に入り、漁やハイハーバーの決まりを教える。火薬に魅せられており、何でも手製の爆弾で解決しようとする。この爆薬はかなり強力で、手に乗るほどの量でもバラクーダ号を座礁させ、樽一個分になるとインダストリアのガンボートを沈没させてしまうほどの威力がある。彼の生簀のそばには戦争時にラオ博士が人々の救出に使ったフライングマシンや機械が置いてある。

シャン(英:Sean)

声 - 中村武己
ラナの叔父でラオ博士の娘婿。31歳。ハイハーバーの本村の郊外で診療所を営んでいる。ダイスがラナを拉致しに来るまで妻とともにラナを養っていた。中盤ではコナンやジムシィを自ら迎え入れて責任を負う。村での発言力も大きい。

メイザル(英:Meizel)

声 - 斉藤昌子
ラオ博士の娘でシャンの妻。29歳。ラナの叔母にあたり、ラナから母親のように慕われている。コナンとジムシィを温かく迎え入れる。

サク

声 - 塩屋翼
ガルの息子。13歳。常に父の漁の手伝いをしている。

タルコス

声 - 山下啓介
ハイハーバーの風車村の責任者で、33歳。ダイスに鍛冶仕事を教える。

オーロ(英:Orlo)

声 - 石丸博也
ハイハーバーの本村の反対側にある荒地で暮らす孤児。体も大きく身体能力にも恵まれており、頭もそれなりに切れる。同じく孤児であるチートらと対立する不良少年グループのリーダー。17歳。派手な言動や演出を好む自己顕示欲の強い性格。初めはチートらとともに働いていたが、地道な生き方に嫌気がさし、働くのをやめるばかりか、ハイハーバーを自分の国と言い張って他の働いている者達の抗議を暴力で押さえ込んでその代表に納まると、本村との交易権を独占し、強引な交渉で優位に進めた成果を盾に納税を強要するなど横暴を重ねるようになり、さらにはハイハーバーの武力制圧に乗り出したインダストリアのモンスリーと手を組み、島を脅威に晒すことになる。コナンとの決闘に敗れた後は負けを認めて改心し、更に最終話ではガルの弟子として火薬職人となったらしく、バラクーダ号進水式とダイス・モンスリー・カップルの結婚式が行われた際はガルと協力して祝砲を上げている。最終話でコナン達がのこされ島へ向けて出航した時は涙を流して見送った。

テラ(英:Tera)

声 - つかせのりこ
オーロの妹で、9歳。兄を荒地の村に多大な利益をもたらした人物と信じているため、オーロと対立するコナン達と出合った当初は衝突したが、急速にジムシィに惹かれていくようになる。ハイハーバーでの大津波の後は(おそらくはオーロの意向もあって)ラナにペンダント(ラナの母の形見)を返した。最終話ではジムシィ達と共にのこされ島へ向かった。

チート

声 - 田中秀幸
ハイハーバーの南の荒地に住む孤児のひとり。18歳。オーロたちとは対照的に、孤児で集まって家畜を飼い、牧畜をテコに自立した生活を営んでいる。オーロの身勝手な振る舞いに不満を抱いてはいるが、暴力で屈服させられている。ただし「力を貸すから(オーロたちを)やっつけちまえ」と言うジムシィに対して「僕たちの問題(だから自分たちで解決しないといけない)」と答えるなど、諦めてはいない。ハイハーバーの村と秘密裏に貿易を行なっている。

動物

テキィ(英:Tikki)

ラナが特に可愛がっているアジサシ。彼女とコナンとの橋渡しにもなる。

うまそう(英:Umasou)

ジムシィがチートから分けてもらった仔豚で、耳が長い。その名は日本語「美味しそう」の砕けた言い方で、ジムシィが名付けた。最終話では大きく成長しており、仔を8匹儲けているのが確認できる。


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